皆様いかがお過ごしでしょうか
横浜市内の整備工場に勤めている2級(流)自動車整備士です。
本日は200系ハイエースのフロントブレーキパッドとフロントブレーキロータの取替です
「みんから」とか見るとナックルごとを外してから圧入機を使って分解されていたりしていました。

本日ローターを交換する理由はこちらです。
タイヤを外したらブレーキパッドが摩耗しきって台座ごとが脱走してました!!!
ブレーキパットがない状態で入庫してきました
これで自走で入庫するのはワイルドですね!!
さて外していきます
・ブレーキキャリパ上下14mmのボルトを外します
・ブレーキパッドを外します
・キャリパーのマウンティングの上下ボルト17mmを外します
乗用車であればここでローターが取れます
ハイエースはナックルに裏からボルト4本で止まっています
・ナックル裏の17mmのボルト4本を少しだけ緩めます

ローターはナックルに圧入されているので、ボルト外しても簡単に取れません
なので、バーナーでナックルを分子単位で大きくします。鉄なので温めると膨張します。
5分以上温めます
充分温めたと思ったら、中途半端に緩めたボルトの頭を細長いものを介してひたすら叩きます
そうすると、バックプレートが遊び、さらに諦めずに4本均等に叩き続けるとローターが落ちてきます。受け取って下さい、ベアリングが入っていますのでなるべく床に落とさないでください。
ボルトの頭を叩くので、事前に新品のボルトを4本買っておいた方がお勧めです
ホームセンターにも同サイズのボルト売っている可能性がありますが、柔らかいので、叩かれて壊れる可能性が大きいです。おとなしく純正品を叩いた方がいいかもです

ローターが取れた後のナックルです
すっきりしますね

外れたローターです。
赤マルがベアリングです
黄マルはベアリングにローターが止まっています
・ローター単体を交換しますので、6本の14mmのボルトを外します
・ベアリングからローターを外すのは少し手間が必要ですが、頑張って解説します

①ハブボルトをしたにします
②黄色矢印のようにベアリングとローターの位置を合わせます
③ローターを傾けて先に黄色矢印の二箇所を脱出させます

④次に緑矢印の二箇所を脱出させます
⑤慎重にやればきっとうまくいきます
⑥外せたら忘れないうちに新品を取り付ける
⑦6本のボルトを固くしめる

新品に取り替えたローターを戻していく前に
忘れがちのバックプレートの位置を確認
赤マルをバーナーで5分以上温めます
火傷しないように4本のボルトをナックルに差し込んで準備完了
冷えないうちに、ローターASSYを戻すのですが、
ローターをナックルの穴に差し込みながらボルトをネジ山に噛ませる努力をします
熱いうちはスポッて入っちゃいますが、冷めちゃうと調整が効かないので、器用に入れながらボルトを噛ませることをします
・うまくローターASSYがハマったらボルトを固く締め付けします
あとは
外した順に戻していきます
たまにバックプレートがブレーキローターにあたって、回すとめっちゃうるさい音がします。
必ず、タイヤつける前にブレーキローターを手で回してみて下さい
あたってたら、バックプレートを奥にグッて押せばおk
器用さと力強さが必要な作業になります
ジャッキアップで交換される方は無理しないでください
お二人いた方が同時に作業できたりするので作業効率がいいかもです
2人でリフト作業で3時間ほどで終わりました